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産んでいいドットコム 〜 出生前診断

胎児に障害が見つかったとき

はじめに

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当サイトの概要


当サイトの目的と趣旨

当サイトの目的と趣旨はふたつあり、極めてシンプルかつ単純明快です。

ひとつは現状では中絶されている障害児のうち家族を苦しめない(苦しめる可能性が極めて低い)障害児の中絶を減らすことです。もうひとつは家族を苦しめる(苦しめる可能性が極めて高い)障害児は産まなくて済むようにすることです。

両者を両立させるためには少々テクニックが必要になります。というのは、出生前診断の普及を食い止めれば前者は満たせても後者を満たせなくなり、推進すれば後者は満たせても前者を満たせなくなるからです。

そのため、当サイトでは出生前診断の普及を推進すると同時に中には家族を苦しめるわけではない産んでもいい障害もあることを強調する手法を採ります。

当サイトではその障害児がどれだけ家族を苦しめるかを重視します。社会に対する医療費の負担や貢献の有無などは原則として問いません。家族を苦しめない(苦しめる可能性が極めて低い)障害ならば産んでもいい、家族を苦しめる(苦しめる可能性が極めて高い)障害ならば産まない方がいいと判断します。

綺麗事や建前論、オブラートに包んだ言い方、当たり障りがない言い方、重点をぼかした言い方などは避け、ストレートに説明します。

現状では障害の重さを基準に産むかどうかを判断することが多いようです。しかし、それには大きな落とし穴が潜んでいるのです。というのは、どれだけ家族を苦しめるかという最も重要な視点が抜けているからです。

障害の重さと家族の苦しみは必ずしも比例しないのです。というのは、一生病院のベッドから出られない障害よりも自分で歩き回る重い知的障害の方が家族を苦しめるからです。家族の苦しみは短期的(数年レベル)ではなく、長期的(数十年レベル)に考える必要があるのです。というのは、本当の苦しみは将来やって来るからです。

中には家族を苦しめる障害児の中絶に反対する人もいるでしょう。しかし、逆に当サイトからその人に問いかけたいのは家族を苦しめる障害児を無理に産ませてその家族を苦しめたいのでしょうか、その障害児が中絶されるくらいならばその家族を苦しめた方がマシだと思っているのでしょうかという問いかけです。