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胎児に障害が見つかったとき

ダウン症は家族を苦しめる

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その他


被差別属性がある家族も苦しむ

以下の記述は主に被差別者に向けたものです。また、以下のグレーの文章は他のページと重複している文章なので、すでに他のページで読んでいる人は読み飛ばしてください。

以下のダウン症とは完全型と転座型だけを指し、モザイク型は含みません。また、以下の記述は症状や性質がダウン症と似た他の障害にも該当します。しかし、発生頻度が高い主な障害の中ではダウン症だけが該当します。

→ 完全型・転座型ダウン症
→ モザイク型ダウン症

ダウン症が生まれると通常の家族だけではなく、部落差別や民族差別、国籍差別、性別による差別、外見による差別、マイノリティ差別などの被差別属性がある家族も苦しむことになるので、注意する必要があります。というのは、ダウン症が生まれたことによる苦しみは被差別者にも容赦なく襲いかかるからです。

たとえば、部落差別や民族差別などの被差別属性がある兄弟や親戚が就職や結婚で不利益を受けることもあります。部落差別や民族差別という苦しみに加え、ダウン症の兄弟や親戚がいるとさらなる不利益を受けることになるのです。また、男性のダウン症が被差別属性がある女性の家族の身体をベタベタと触ろうとすることもあります。

→ 就職での不利益
→ 結婚での不利益

もちろん、被差別属性がある親も苦しむことになります。というのは、被差別属性がある親や家族もダウン症の世話や症状が重いダウン症が漏らした大便の処理を負担しなければならなくなるからです。また、退行や若年性アルツハイマーを発症したダウン症が被差別属性がある親や家族に暴力を振るうこともあるからです。

そのため、夫婦の両方か片方が被差別者だから出生前診断に怒りや反発を感じるからといって、出生前診断を受けることを拒絶し、うっかりダウン症を産むと自分や家族が苦しむことになるので、注意する必要があります。

被差別属性がある夫婦に被差別属性がある子供が生まれれば力を合わせて生きて行けるでしょう。しかし、ダウン症が生まれると部落差別や民族差別などの被差別属性がある夫婦でも父親が母親を捨てて逃げることや家族を離婚や自殺、心中などに追い込むこともあるので、注意する必要があります。

→ 父親が母親を捨てて逃げる
→ 自殺・心中など
→ ダウン症が生まれて無理心中した家族の一例

ダウン症は隣人や施設の職員には実害を与えないかも知れません。しかし、家族には実害を与えるのです。もし、ダウン症は他の障害よりも扱いやすいと言う施設の職員がいればその人は小さなダウン症しか知らないかダウン症の家族が受けている本当の苦しみを知らない気楽な立場の第三者なので、そう言っていられるだけなのです。

→ 本当に自閉症よりも扱いやすいのか

ダウン症は中学生になってもひとりで外出できないことや公共の場所でニタニタと笑いながら性器や肛門をいじくることがあり、症状が重いと成人後も入浴のたびに身体を洗ってあげなければならないことや入浴中に大便を漏らして浴槽の湯を汚すこともあり、退行や若年性アルツハイマーを発症して机や椅子を叩き壊すこともあるのです。

→ 早ければ青年期にも始まる退行
→ 家族に暴力を振るうこともある
→ ダウン症を産む行為は加害行為に該当する

被差別者は周囲の人に実害を与えるわけではありません。しかし、ダウン症は存在しているだけで家族に実害を与え、数十年もの長期間にわたって家族を苦しめ続けるのです。そのため、その違いは大きく、根本的に性質が異なるので、同列で語るわけにはいかないのです。

同じ細菌だからといって、人に有益な乳酸菌と有害な病原菌を同列で語るわけにはいかないのと同じです。また、同じ昆虫だからといって、人に無害なセミやチョウと有害なハチやアブを同列で語るわけにはいかないのと同じです。

→ 身体障害者や被差別者とは同列では語れない