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胎児に障害が見つかったとき

ダウン症は家族を苦しめる

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情報の鵜呑みは危険


社会で活躍するダウン症の報道の鵜呑みは危険

以下のグレーの文章は他のページと重複している文章なので、すでに他のページで読んでいる人は読み飛ばしてください。

以下のダウン症とは完全型と転座型だけを指し、モザイク型は含みません。また、以下の記述は症状や性質がダウン症と似た他の障害にも該当します。しかし、発生頻度が高い主な障害の中ではダウン症だけが該当します。

→ 完全型・転座型ダウン症
→ モザイク型ダウン症

ダウン症が生まれると家族がどういう影響を受けるか、実際にダウン症がいる家庭はどういう状態かを調べるために社会で活躍するダウン症を報道するテレビなどのメディアを参考にする人もいるでしょう。しかし、それらのメディアを鵜呑みにするのは危険なので、注意する必要があります。

社会で活躍するダウン症をメディアが報道することがあります。海外(特に欧米)では単純な業務だけではなく、通常の企業で通常の人に混ざり、複雑で高度な業務をこなすダウン症や自動車やバイクを運転するダウン症などをメディアが報道することもあります。

しかし、その中には症状が軽いモザイク型も含まれているので、注意する必要があります。特に複雑で高度な業務をこなすダウン症や自動車やバイクを運転するダウン症の大半はモザイク型でしょう。

メディアが報道するのはモザイク型などの症状が軽いダウン症だけなのです。ダウン症のうちモザイク型の比率はそれほど高くなくても報道するために症状が軽いダウン症だけを集めれば必然的にその大半がモザイク型になるのは当然なのです。

人口のうち若い男性の比率はそれほど高くなくても腕力が強い人だけを集めれば必然的にその大半が若い男性になるのと同じです。

もちろん、メディアが嘘を報道しているのではありません。しかし、メディアは全ての側面を均等に報道しているのではなく、当たり障りがないポジティブな側面を中心に報道し、核心に触れるネガティブな側面を報道することはほとんどないのです。

たとえば、公共の場所で口を開けてベロンと舌を出しながらバタバタと手足や頭を振り動かすことや就寝中に大便を漏らして寝巻や寝具を汚すこと、家族に暴力を振るうことがあってもメディアがそれを報道することはほとんどないのです。報道しないというよりも報道できないのです。

→ 早ければ青年期にも始まる退行
→ 家族に暴力を振るうこともある
→ ダウン症を産む行為は加害行為に該当する

また、ダウン症が生まれて父親が母親を捨てて逃げることや家族を離婚や自殺、心中などに追い込むことがあってもメディアがそれを報道することはほとんどないのです。報道しないというよりも報道できないのです。

→ 父親が母親を捨てて逃げる
→ 自殺・心中など
→ ダウン症が生まれて無理心中した家族の一例

そのため、それらのメディアを鵜呑みにして産んでも大丈夫だと誤解し、うっかりモザイク型以外のダウン症を産むと親の自分だけではなく、兄弟や親戚まで苦しむことになるので、注意する必要があります。また、ダウン症の家族が苦しむのは社会のあり方が原因ではありません。社会を改善してもダウン症が生まれると家族が苦しむことになるのです。

→ 社会を改善しても家族は苦しむ