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産んでいいドットコム 〜 出生前診断

胎児に障害が見つかったとき

出生前診断の概要

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基礎知識


本当に人を幸せにするのか

以下のグレーの文章は他のページと重複している文章なので、すでに他のページで読んでいる人は読み飛ばしてください。

以下のダウン症とは完全型と転座型だけを指し、モザイク型は含みません。また、以下の記述は症状や性質がダウン症と似た他の障害にも該当します。しかし、発生頻度が高い主な障害の中ではダウン症だけが該当します。

→ 完全型・転座型ダウン症
→ モザイク型ダウン症

出生前診断は必ずしも人を幸せにするわけではありません。というのは、出生前診断でダウン症を産まなくて済んだからといって、それだけでは必ずしも幸せになれるとは限らないからです。幸せの原因は別のところにあるのです。出生前診断は人を幸せにするためのものではなく、人を苦しみから救うためのものなのです。

もちろん、出生前診断は人を全ての苦しみから救うわけではありません。というのは、苦しみの原因はダウン症が生まれることだけではないからです。たとえば、交通事故や自然災害なども苦しみの原因になります。

しかし、出生前診断はダウン症が生まれていれば家族が味わっていたはずの全ての苦しみからは確実に家族を救うのです。ダウン症は家族を苦しめるので、その苦しみから家族を救うメリットは大きいのです。

→ 父親が母親を捨てて逃げる
→ 自殺・心中など
→ 大切な友人を失う
→ 就職での不利益
→ 結婚での不利益

人を幸せにすることと人を苦しみから救うことは意味が微妙に異なるので、混同しないように注意する必要があります。