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産んでいいドットコム 〜 出生前診断

胎児に障害が見つかったとき

ダウン症は家族を苦しめる

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本当の苦しみは将来やって来る


いつまでも続く家族の苦しみ

以下のグレーの文章は他のページと重複している文章なので、すでに他のページで読んでいる人は読み飛ばしてください。

以下のダウン症とは完全型と転座型だけを指し、モザイク型は含みません。また、以下の記述は症状や性質がダウン症と似た他の障害にも該当します。しかし、発生頻度が高い主な障害の中ではダウン症だけが該当します。

→ 完全型・転座型ダウン症
→ モザイク型ダウン症

年老いた親がダウン症の息子や娘を連れて心中する事件や殺す事件がときどき起こります。長年の苦しみを乗り越え、頑張ってダウン症の息子や娘を世話して来た親が気の毒です。

→ ダウン症が生まれて無理心中した家族の一例

施設に預けっぱなしにできるほど裕福でもない限り、親は自分が年老いた後もダウン症の息子や娘を世話し続ける必要があるので、老後の安らぎの時間や夫婦ふたりでのんびり過ごす時間を持てないのです。兄弟のサポートがあれば親の負担は減ります。しかし、それだけ兄弟の負担が増えるので、家族の誰かに負担がかかることに変わりないのです。

中には兄弟に負担をかけさせないためにお金を貯めている良心的なダウン症の親もいます。しかし、よく考えるとそのお金はダウン症が生まれていなければ家族で旅行などに有意義に使えたはずのお金だったのではないでしょうか。遺産として兄弟に残せたはずのお金だったのではないでしょうか。

ダウン症が生まれると本来ならば家族で使えたはずのお金を使えなくなるのです。遺産として兄弟に残せたはずのお金を残せなくなるのです。

ダウン症は隣人や施設の職員には実害を与えないかも知れません。しかし、家族には実害を与えるのです。もし、ダウン症は他の障害よりも扱いやすいと言う施設の職員がいればその人は小さなダウン症しか知らないかダウン症の家族が受けている本当の苦しみを知らない気楽な立場の第三者なので、そう言っていられるだけなのです。

→ 本当に自閉症よりも扱いやすいのか

ダウン症は中学生になってもひとりで留守番できないことや公共の場所で口を開けてベロンと舌を出しながらバタバタと手足や頭を振り動かすことがあり、症状が重いと成人後もトイレのたびにお尻を拭いてあげなければならないことや就寝中に大便を漏らして寝巻や寝具を汚すこともあり、退行や若年性アルツハイマーを発症して家族に暴力を振るうこともあるのです。

→ 早ければ青年期にも始まる退行
→ 家族に暴力を振るうこともある
→ ダウン症を産む行為は加害行為に該当する

家族の苦しみは長期的に考える必要があるのです。というのは、本当の苦しみは将来やって来るからです。綺麗事で片付けられる問題ではないのです。また、ダウン症の家族が苦しむのは社会のあり方が原因ではありません。社会を改善してもダウン症が生まれると家族が苦しむことになるのです。

→ 社会を改善しても家族は苦しむ