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胎児に障害が見つかったとき

ダウン症は家族を苦しめる

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ダウン症の特性


家族に暴力を振るうこともある

以下のグレーの文章は他のページと重複している文章なので、すでに他のページで読んでいる人は読み飛ばしてください。

以下のダウン症とは完全型と転座型だけを指し、モザイク型は含みません。また、以下の記述は症状や性質がダウン症と似た他の障害にも該当します。しかし、発生頻度が高い主な障害の中ではダウン症だけが該当します。

→ 完全型・転座型ダウン症
→ モザイク型ダウン症

ダウン症は小さなうちは大人しくても退行や若年性アルツハイマーを発症して凶暴になって暴れることや机や椅子を叩き壊すこと、家族に暴力を振るうこともあるのです。退行と若年性アルツハイマーはどちらも暴力の原因になります。

→ 早ければ青年期にも始まる退行

特に女性や身体障害がある家族、年老いた親などに暴力を振るうことがあり、体力的にも女性や身体障害がある家族、年老いた親などにとっては大きな問題です。

相手が自分よりも強いか弱いかを見分ける能力はダウン症にもあり、自分よりも弱い女性や身体障害がある家族、年老いた親などに暴力を振るうことになるのです。小さなうちは大人しかったダウン症が退行や若年性アルツハイマーを発症して人が変わったかのように凶暴になり、暴力を振るうことになるのです。

かつてはダウン症の大半が退行や若年性アルツハイマーを発症する前に亡くなっていた(10〜20年以下の寿命だった)ので、暴力を振るうダウン症はほとんどいなかったのです。そのため、ダウン症は大人しいと言われていたのです。しかし、医学の進歩で寿命が伸び、退行や若年性アルツハイマーを発症して暴力を振るうダウン症が増えているのです。

そのため、ダウン症は大人しいという伝説は過去の話なのです。現在では通用しない(退行や若年性アルツハイマーを発症する前の小さなうちしか通用しない)ので、注意する必要があります。

家族の苦しみは長期的に考える必要があるのです。というのは、本当の苦しみは将来やって来るからです。綺麗事で片付けられる問題ではないのです。また、ダウン症の家族が苦しむのは社会のあり方が原因ではありません。社会を改善してもダウン症が生まれると家族が苦しむことになるのです。

→ 社会を改善しても家族は苦しむ