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胎児に障害が見つかったとき

ダウン症の家族の苦しみ

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兄弟と親戚の苦しみ


親のブログが兄弟を傷付ける

以下のグレーの文章は他のページと重複している文章なので、すでに他のページで読んでいる人は読み飛ばしてください。

以下のダウン症とは完全型と転座型だけを指し、モザイク型は含みません。また、以下の記述は症状や性質がダウン症と似た他の障害にも該当します。しかし、発生頻度が高い主な障害の中ではダウン症だけが該当します。

→ 完全型・転座型ダウン症
→ モザイク型ダウン症

ブログを作っているダウン症の親がいます。ひとりっ子以外のダウン症には通常の兄弟がいるはずです。しかし、ダウン症の親のブログはダウン症の子供だけがブログに登場し、兄弟は全く登場しないことも多いので、そのブログを兄弟が読んだときにどれほど傷付くことでしょうか。

もちろん、ダウン症の親は兄弟を苦しめるためにブログを作っているのではありません。しかし、ダウン症が生まれると兄弟にまで気を配る精神的な余裕がなくなるのです。そのため、そういう構成のブログを作ると兄弟が傷付くことに気付かないのです。

それだけダウン症が生まれて精神的に追い詰められている証拠なのです。ダウン症で頭がいっぱいになり、兄弟にまで気を配る精神的な余裕がなくなるのです。

胃潰瘍を患った人は頻繁に胃潰瘍を気にして思い出すでしょう。しかし、胃潰瘍と癌を同時に患った人は癌で頭がいっぱいになり、胃潰瘍にまで気を配る精神的な余裕がなくなるのと同じです。

また、ブログ内の随所における表現が兄弟を傷付けることもあります。たとえば、ダウン症は宝物だ、天使だ、神様からのプレゼントだという表現は兄弟がそれを読んだときに親にとってはダウン症だけが宝物なのだ、自分は宝物ではないのだと誤解し、傷付くのです。

そのため、ダウン症の親がブログを作るときは兄弟が読んでも傷付かない構成にする必要があるでしょう。すでにブログを作っているときは兄弟が一定の年齢(ブログを理解できる年齢)になる前にブログを閉鎖するか兄弟が読んでも傷付かない構成に改編する必要があるでしょう。